◼️メッセージ

幼い頃から音楽に親しんできた私ですが、パフォーマーとしてステージに立つことよりも、音楽が心に与える影響に興味がありました。そんな私が、音楽の効果を体感したのは、ニューヨーク大学で音楽療法の現場に携わっていたときです。音楽によって、人の脳や体、心が反応する瞬間を目の当たりにし、感動の涙を流す日々でした。

                                               

そこからサウンドバス(音浴)とメディテーション(瞑想)を探求してきましたが、私自身が大怪我をし、精神的にも苦しかった時に救ってくれたのも、音とメディテーションでした。封印していた過去と向き合うことを経て、ピュアな自分、そのままで愛される存在である自分に出会えたのです。

 

誰かが発する情報に恐怖をあおられ、日々、何かに追われていませんか?

「このままではないけない」という不安や焦りを感じていませんか?

立ち止まることに罪悪感を抱いていませんか?

誰かの価値観に振り回され、自分を粗末に扱っていませんか?

 

人間は本来、不完全です。そのままで愛される存在なのです。自分を変えようと、慌てる必要はありません。安心して立ち止まり、自分と向き合う時間を作って、自分の心と体を見つめてみてください。

 

メディテーションの効果は科学的にも実証されていますが、そのリラクゼーション効果をより簡単に体感していただけるのがサウンドバス(音浴)です。

音の持つ周波数が脳波を下げ、アルファー波からシータ波に変化。シータ波は、眠る直前のリラックス状態、副交感神経が優位な状態です。副交感神経は呼吸、心拍数を下げ、筋肉の緊張状態を和らげることによって、血流を促し身体機能を活性化させます。

 

こうした効果はデータでも示されています。ただ私は、日本のみなさまには、一度そうした情報を捨て、まずは体験し、自分で感じ、その感覚を信じて欲しいと思っています。

 

すでにニューヨークでは、サウンドバスやメディテーションは、企業、学校、ホテル、屋内外のイベント等で取り入れられ、日常の一部になりつつあるといえます。

一方、日本では、「エディテーション=瞑想」や「マインドフルネス」といった言葉や情報だけが溢れて、何か「特別なもの」と捉えられているような気がするからです。

 

サウンドバス、メディテーションは特別なものでも、難しいものでもありません。

心構えや姿勢など、「こうしなければいけない」というルールは何もありません。

ただ座るだけでも、寝転んだ状態でも大丈夫。自分が一番楽な姿勢で音に浸ってください。

 

サウンドバスの場は、音楽性や演奏技術を楽しむコンサートではありません。私はパフォーマーではなく、参加者が自分自身とつながる場を提供するサポーターにすぎません。私の役目は、音を奏でることで、安心できる空間をつくることなのです。

 

不安や恐れは、誰もが抱えているものです。私自身も、そうしたネガティブな気持ちを解放するために、日常的に瞑想を取り入れ、心身を整えています。

日本のみなさまにも、私と一緒にサウンドメディテーションを体験していただけたら嬉しいです。きっと、「自分は自分のままでいい」という安心感を感じていただけると思っています。